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3年A組(全編ネタバレ感想)/悪意に塗れたナイフ 


菅田将暉目当でも最初は「見なくていいや…」と思ったけど

テレビ誌で次クールのドラマをチェックして、お、菅田将暉!って思ったんですけどね…
あらすじを読んで、いやーバトロワか暗殺教室みたいな感じでしょどうせ?と思って1話すらスルーしたんですよ。
そうしたら、1話放送直後に周囲の人の反応が結構良くて。
ちらっとGYAOで見てみたら、おお…バイオレンスでイカレてる菅田将暉さいこうじゃん…ってなって2話目からはリアルタイム視聴に切り替えました。
見るも見ないも菅田将暉で決めてしまった。

早い段階で柊一颯の「いい人」感が出すぎて(´Д`)

主人公なので、ブッキーがただのイカレた奴じゃないことは容易に想像できますけど、その「いい人」感の出し方はもうちょっとなんかなかったのか…と思ってしまう。
なーんか…生徒に説教し始めた割と序盤のあたりから、急に熱量が下がってしまった。
正攻法すぎて。真正面すぎて。つまらなかった。
ブラックペアンの渡海みたいなイカレたダークヒーローを期待しちゃってたんだけど、学園ドラマだと限界があるのか、あと余命宣告された病人っていう設定が一個乗っかってるからか、どうもなあ…
最終回まで見終えた今となっては、病人設定すら、それ必要だった…?もうすぐ死ぬなら自殺しかねないと生徒に思わせて、最後の自殺未遂茶番を成功させるためっていう理由はあるけど、ああーなんか鬱陶しいなあー!!(笑)となっちゃう。


3年A組の脚本は武藤将吾、過去作は櫻井翔「家族ゲーム」など


舞台設定、ストーリー、役者の演技はけっこういいと思っている。
ただ、うーん、実力派と言われてはいるけど、やっぱり私は脚本のセリフ回しや言葉遣いが少々ひっかかるというか、クサくてイマイチ感情移入できなかったのも残念な原因。
「ぶっ飛んだ」設定には別に違和感を感じない、そんな、言うほど斬新でもぶっ飛んでもないし。バトロワや暗殺教室や家族ゲームっていう似たようなやつがいっぱいある。

そんな中でもストーリーの展開とかは結構面白いのに、ただただ正義を熱く訴えるだけみたいな感じが興醒めで、本当にもったいない。
Mind Voiceなるネット民のつぶやき内容も、ひと昔前の2ちゃんねるみたいなレベルの内容でちょっとお粗末。
世間のネットに対するイメージはこんなもんか、と思ったり、最終回のブッキーの説教を成立させるためには、過度にアホっぽくする必要もあったのだろう、と解釈してるけど…

「家族ゲーム」は結構面白かったの。優等生っぽい櫻井翔がイカレた役を演じるっていうのが一個楽しみだったのもあったけど。で、あの時も確かに、「あー偽悪のヒーローだけど、なんかこう…最後は熱く説教すればいいみたいな力技だな…」とモヤった記憶はあるんだけど、まあアイドルの熱演という目線で見ていたからそう感じたのかも…と。
でも菅田将暉ですらモヤるということはやっぱ脚本・演出じゃね?となってしまった。

3年A組最終回の感想…景山澪奈を殺した犯人(私見)

武智が冤罪で逮捕されてネットで叩かれまくってから、過剰に悪口に怯えるようになっている描写がちょこちょこあったんだけど、それは景山澪奈がフェイク動画をきっかけにネットで叩かれて幻聴・幻覚に襲われ、自殺に追い込まれたという背景があって、武智も同じ目に遭うことで自分のやったことを自覚するみたいなことだったらしい。

いや、ブッキー。
澪奈ちゃんの話聞いた時にすぐ精神科の受診勧めろ。
ネットが原因とかモソモソ計画してる場合じゃねえだろ。
統合失調症の前駆症状かもしれないだろ。
お前が景山澪奈を殺したも同然だろ…

…とツッコんでしまった( ̄▽ ̄)

幻聴とか幻覚とかがそんな手軽に描かれたらどんな影響があると思ってんだよ…
民放のドラマ作ってるそっちこそ言葉には気をつけてくれよ…

でもいくら語ってる言葉は正義でも、わたしはブッキーもちょっと精神疾患ぽいよなーと思う。
ただ単に「教師が生徒を人質にとるのは狂ってる」とかそういう表面的なことじゃなくて(フィクションの設定に文句言うような野暮ではない)、あそこまで自分の正しさに酔えるところに底知れない不気味さを感じる。
ネットの怖さよりもそっちのほうが怖い。

だからか、屋上でのブッキーの、ネット民への演説も、おおむね正しいことを言ってるのにどうも素直に入ってこないというか…

あとまわりね。
生徒たちが軽そう~~~なコンクリどけながら(今までなんでどけなかったんすかW)、ブッキーの演説が流れてきて「先生怒ってる?」と言ったり。(いや、「怒ってる?」って3歳児かよあの状況で…)
コンクリのむこうがわの刑事さんが「あれは怒りじゃない…祈りだ(キメ顔)」とか言うから、くだらなくて気が散った。

ブッキーを引き上げるときも、まず片腕を茅野がつかんで、男子生徒が加勢して、その後まばたきしてる間に両腕をかけつけたクラスメイトたちがつかんで引き上げたけど、明らかにブッキーが片方の腕自分で上げないとそうはならなくて「編集が雑すぎる~~~」って笑った。

武智が謝りにきてあっさり許すブッキーの元カノのくだりも、ハイハイって感じ。

とにかく何週間も大がかりにもったいぶった茶番をやったわりに、最終回ではお決まりの筋書きをクサく大げさにやっただけって感じがして、もうほんとモヤモヤした!!



モヤモヤしか残らなかった3年A組最終回…どうなっていたら良かった?

ここまでモヤったドラマ久しぶり。
好みから外れるものをモヤりながら見続けて(おもに菅田将暉が血まみれで苦しむところに萌えたかっただけ)、見るのをやめなかった自分自身にも問題があるのに、こんなところで批判ばかり書いていたらブッキーにおこらりちゃうかもしんない。

まあちょっと個人的な意見を言えば、単に「傷ついた人がいる!相手の気持ちを考えろ!浅はかな行動は慎め!」のゴリ押しじゃなくて、「どうしてSNSで軽率な言動をしてしまうのか」の理由や心理にまで踏み込んで言及していたら、もう少し興味をもてたかなあ、と。
少し描かれてもいたけど、ネットの一般民だけが悪いわけじゃなく、それらを利用して煽るようなテレビ、新聞、週刊誌などのマスメディアもいる。それらに流されるな、自分の頭で考えろ、というのがブッキーのメッセージには含まれているとは思うけど。
なんかな。正論を正攻法で伝えられても「…で?」となってしまう。

3年A組というドラマは結局だれに何を言いたかったのか

よってもって、このドラマのメインターゲットは、ものすごくシンプルで素直な考え方をする層向け、あるいは中高生あたりだったと思った。
であれば、わかりやすくネットの暗黒面を見せられてたんじゃないだろうか。
わかりやすすぎるほどに(どうしても皮肉っぽくなっちゃう)。

3年A組のよかったところ→上白石萌歌&今田美桜&福原遥&菅田将暉

序盤の、クラスメイト達の人間模様は見ててけっこう楽しかったよね。
視聴を続けた理由、それも大きかった。
死んだ水泳部の美少女を取り巻く、百合的感情のもつれやら、嫉妬やら。
また景山澪奈のあの雰囲気が、「わかるーーーーー!!こういう女子やばい(いい意味)よねーーーーー!!」って感じでとても良かった。上白石萌歌さんは、映画「羊と鋼の森」日(2018)で日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞されてましたが、容姿も演技も素晴らしかったです。

今田美桜さんと福原遥さんの美貌も際立ってましたね…ああいう感じの女の子好き。

そして最後に、男子生徒と殴り合ったり、女生徒(福原遥)を扉に追いつめてすごい剣幕で攻め立てる菅田将暉素晴らしい。(怯える福原遥の表情最高だった)
菅田将暉のああいう鋭い目つき素晴らしいよ。
口の端につけた血があんなに似合う人いないよね。笑
怒鳴るときの口の形がまた、いいんだよね。菅田将暉は素晴らしい。それを前のめりに浴びていくことでなんとか完走しました。ハァ。

最後にどうでもいいけど、メインテーマがチャイコフスキー5番の第1楽章そっくりだった!!


■毎週火曜21:00~フジテレビ系列
■公式サイト
 https://www.ktv.jp/bokura/index.html

僕らは奇跡でできている 第6話感想/どうしたら自分と仲良くなれるんですか?


育美がついに自分の息苦しさの原因にたどりついた……!

今まで、相河先生の言葉をあんなに拒否していたのに、急に今までの相河先生の言葉が走馬灯のように駆け巡って、自分というものを客観的に見るようになったのってなぜなんだろう、って思いました。
それはやっぱり、相河先生がいつも疑問を投げかけてきたから?
「楽しいですか?」
「本当は、どうしたいんですか?」
「どうして泣いたんですか?」
きっと今まで育美に誰も問いかけなかったこと。
相河先生が(少々図々しいときもありつつ)少しずつ、誰も踏み込まないところへ踏み込み続けたからかなあ。
ズカズカと入るのではなく、一歩だけ、ぎゅっと踏み込んで、ふっと自分の世界へ戻っていく。
あの、ハンカチを返しに来たクリニックでのやりとりのように。
「自分をいじめてしまうんですね」
「・・・・・・」
「帰ります」
~中略~
「本当はどうしたいんですか?」
「・・・・・・」
「帰ります」
そんな感じで。
育美も、もうこのころになると「帰るの…?」という顔をしだして、ついには自分で電話をかけて、「私も一緒に森へ行ってもいいですか?」と言い出す。
で、こ、このせりふを聞いた時の相河先生の優しい微笑み!!!!!!
やばかった・・・
ファンの人はさぞややられたことでしょう・・・

で、森での会話ですよ。
急にスルスルと糸が解けるように本音を喋り出す育美。
人前で泣かないと言っていた彼女が、涙まで流して。
榮倉奈々の泣きの演技よかった。すごくリアルな大人の女性だったな。
「どうしたら自分と仲良くなれるんですか?」
の質問にはっきり答えるでもなく、目の前で、リスが橋を渡ったことに大喜びする相河先生だけど。
「こっち側の世界」と「あっち側の世界」がつながった瞬間は、相河先生の世界と育美の世界が、かめの世界とうさぎの世界がつながった瞬間だったんだね。
渡れることに気付かなかったリスが、相河先生が一生懸命工夫した橋を見つけて、トコトコトコッと渡った瞬間。

暗喩が重なり合うドラマ

うさぎとかめや、リスの橋の話もそうだけど、あちこちの暗喩がすばらしいなって。
「抜いた歯は歯で埋めたい、だけどそれは無理」=「育美は彼に愛されたかった、いくら仕事で胸にぽっかりあいた穴をごまかそうとしても、それは無理」
「歯を抜いたままなんですよね?右でばっかり噛んで大変じゃない?」も同様。
丁寧に暗喩をちりばめた子供向けのお話みたいに、ほかほかと沁みてくる。

家政婦の山田さんはやっぱり…

相河先生の実の母親だったりして~なんて展開を期待したりしてます。
相河先生作・へんな形の餃子を、怒りそうなもんなのに、するっと「スープに入れちゃいましょ!!」と柔らかい頭で対応しちゃう。
スープをかえっておいしくしてしまう。
前回も、相河先生は周りの大人に恵まれたって書きましたが、こんな山田さんに育てられたから、相河先生は自分と仲良くなれたんじゃないかなあと思うのです。

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僕らは奇跡でできている 第4話・第5話感想/光の中に、他の人が入る


はじめは興味がなかった学生たちがだんだん、相河先生の授業を楽しむようになってきている。
青山さんが、フィールドワークで心の底から楽しそうな相河先生の笑顔にときめいたように、猿山を見ながら楽しそうに自分勝手に好きな話をしている顔を「かわいい」と思うように、だんだん、相河先生の「これ、面白い!すごい!楽しい!どうして!?」の輪の中に巻き込まれてる。自然と。
たぶん視聴者も、同じ体験をしていると思う。

4話のこんにゃくの話。
相河先生の好奇心が引き出すこんにゃく農家のおじさんの話、すごく面白くて一緒に引き込まれた。
そして、相河先生が、その話を聞いて、こんにゃくがどうすごいのかを説明してくれる。
一緒に、ほんとだ、おもしろい!って、楽しみ方を教えてくれる。
別に相河先生は教えようなんて思ってなくて、好きなことをしゃべってるだけなのに。
それが、周りの人の心も動かす。
いい連鎖が起きてる。
(これは、鮫島教授が、相河先生に大学講師をやってみないかと持ちかけたときに、「自分が面白いと思うことをただ話せばいい」と、言ったことにも通じる)

本当に興味津々な人が話を聞くときって、話し手も嬉しいですよね。
こんにゃくなんて日頃気にも留めないふつうの食べ物だけれど、相河先生の「なぜ?」の質問攻めが、新たな発見やおどろきをもたらして、「こんにゃくってこんなにすごい!」と言ってくれる。
新庄くんのお母さんが、「いい先生やね。お父さん、うれしかったと思う」と、新庄くんにほろりと漏らすところはじーんとしたな。
ところで新庄くん(西畑大吾)はなんてかわいいのか。
かわいい。
かわいすぎる。

えー、脱線しました。

育美の恋愛模様も盛り上がってきましたね。
久しぶりに彼氏のほうから育美を訪ねてきたのに、彼のスマホに育美の知らない女性からメッセージが入っているのを目にしてしまう。
彼氏がそれを見て差し入れだけ置いてすぐに帰ってしまったところから、わだかまりがとれなくて彼氏に冷たくしてしまう。
結果、「あなたにはもっと合う人がいるんじゃない」という言葉を漏らしてしまう。
嫌味のつもりが、また、彼氏の劣等感を刺激してしまう。
あ~負の連鎖。
「メッセージがきてた女の人、だれ?」って、聞けないよな~、聞けないタイプだよな~この人。
聞かない、っていう手段を能動的にとってるんじゃなくて、あれは「聞けない」だと思うんだ。

ものすごく頭が良くて美人で努力家で何もかもうまくいってそうなのに、ちょっと不器用な育美に、
なんかもうそんなのおかまいなしにズカズカ入ってくる相河先生が、ちょっと荒療治だけど見ててほんとうに微笑ましい。
しかも相河先生、育美のこと、陰で「ああいうタイプの女性は苦手」って言ってたじゃん!笑

「森に行きませんか?」と育美を誘ったのは、相河先生はどこまでを察してなんだろうな。
単に、リスが渡る橋を渡すのを手伝ってほしかったのか。
育美にも新鮮な体験になると思ったのか。
学生たちがそうだったように、実際に五感で感じれば、面白さが伝わると思ったのか。
何をも狙ってないようでいて、つながっていく相河先生の光の輪がすごくて。

それに、苦手と言ってたわりに、結構心をえぐるようなことを聞きます。
最初は新庄くんがこんにゃく農家を継ぐかの話だったのに、育美が自分の話に置き換えるもんだから、
「それって楽しいですか?」「それ、いつ叶うんですか?」って。
うーん、相河先生、それは知的好奇心?それとも育美に興味が?


鮫島先生が、相河先生のことを「(相河先生が「願い事がない」と言ったのは)目の前の事を夢中でやってるうちに願いが叶っちゃうから、いろいろ考えない」と言っていたのも印象的。
目標をもって、それにむかって計画立てて頑張っている人のほうがえらいような感じがするけれど、それは何かを成し遂げているような気分にはなれるかもしれないけれど、人生はそう計画通りにいくとは限らない。
相河先生と育美は両極端だから、凡人のわたしにはどちらかのマネは到底できないけれど、目線を変えてみたら?という問いかけをこのドラマはしてくれてると思う。

相河先生はほんとうに恵まれて、大切に育てられてきたんだなと思う。
陶芸家のおじいちゃんも、鮫島教授も、山田さんも、彼を見守る大人たちは、愛の距離感がとっても心地よい。
押し付けず、否定せず、彼の心の育ち方を肯定し、見守って、愛してきたんだなあと感じる。
まだ相河先生のこれまでの人生の背景は、少ししか描かれてないけれど。
相河先生も、ひとりで乗り越えてきたわけじゃなくて、この人たちがいたからこそなのだな、この人たちに手伝ってもらって、「自分と仲良く」なれたんだろうな。

好きなことをあんなに楽しそうにやってるのを見ると、なぜか私は涙が出てくる。
そして、5話ではおじいちゃんに「おまえの面白い、楽しい、の光は今じゅうぶん広がっている。そのあとどうなる?」と聞かれて、「光の中に、他の人が入る」と答えた相河先生に、すごく感動した。
はじめは虹一くんが、そして学生、育美も、どんどん相河先生の光の中に入っていく。
相河先生は、「楽しい、すごい、おもしろい!」を、自分で生み出せる人だから。
人生の方向性を迷ってる人がいたら、背中を押して励ましてくれるドラマだなと思います。

そろそろ折り返し?早い!

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2018年10月16日(火)放送分

僕らは奇跡でできている 第2話感想/一番仲良くなりたい人と仲良くなれたからいいんです

今回もうさぎとかめの攻防戦でしたねー

公園で話をする相河先生と虹一くん。
虹はどうして「虫へん」なんだろう、虫が渡る橋だからかな……などと、ほほえましい会話をしていると、虹一くんの母親がやってきて、「知らない人と話しちゃダメ」と言う。
話の都合上、さも悪者みたいになっちゃってたけど、そりゃ心配するよね……(^^;)

大学では、相河先生を蹴落とそうと見当違いな方向へがんばってる樫野木先生(要潤)w
すべてを見抜いてかわす鮫島教授(小林薫)。
樫野木先生も「滑稽なうさぎ」ポジションなのね。

相河先生のフィールドワークは、なんだかんだめんどくさがってた学生たちも、友達と一緒だとだんだん楽しいこともあったりして。
そういう、大小はあれ、ちょっとでも興味をもつっていうのは、五感で体験したからかなあと思った。

さて、育美先生のほうは。
彼氏はもうだめだね(笑)
もうそのモードに入っちゃったら何しても劣等感もたれるわ。
どーしよーもない。
相性が悪かった。
ってか、なんで付き合ったんだろうね、育美が医者なのは最初からわかってたのに
早々にお別れしそうな気配ではあるけど、2話ではまだ別れず!(笑)

相河先生が寝る前に「イーッ」てやるの、かわいかったし、なんかよかった。
今日自分を不快にさせたやつらに「イーッ」してるみたい。笑
それぐらいならかわいいじゃない。笑
それで、なんか、すっきりして、寝られるっていうおまじない。私もやろうかなあ。

育美と相河先生が、焼肉屋さんでばったり出会って、かみ合わない会話をするシーンも、良かったです。
てか、家政婦さんが肉食べに行くからって、自分も肉食べに行くなんて、張り合ってかわいいな~と思ったけど、そうか、歯が治ったからもあったのね。


「僕はなかなか人と仲良くなれないけど、一番仲良くなりたい人と仲良くなれたからいいんです」

「昔の僕は僕が大嫌いで、毎日泣いてました」

は、ちょっとホロリ。
どういうことがあって、相河先生は自分自身と仲良くなれたんだろう。
育美は、自分の事が好きなんだろうか、嫌いなんだろうか。

うさぎとかめの「うさぎ」に喩えられたことをひどく気にしてる育美は、やっぱり自分に自信がないように見える。
誰もがうらやむ容姿とステータスをもっているのに。

育美にそう言ったことを覚えてもいない相河先生に、笑っちゃった。
あんなふうに自由に生きられたらいい、とまでは言わないけど、きっと育美は相河先生のことを、ただただ拒否るんじゃなくて、少し興味をもって見るようになったんじゃないかな?

道端でまた何かを観察してる相河先生を、無視するんじゃなく、ちょっと声をかけたラストシーンで、そんなふうに思いました。

■毎週金曜23:15~ テレビ朝日
■公式サイト https://www.tv-asahi.co.jp/shippo/

僕とシッポと神楽坂 第1話感想/ずーっとここにいていいんだよ

おもしろかった! | あらすじと舞台

まだまだお話は動き出してはいませんが、面白いです。
神楽坂の芸者の母をもつ、獣医師の高円寺達也(相葉雅紀)が、知り合いから任せられた小さな動物病院を引き継いで奮闘を始めるところから、 物語は始まります。
古き良き伝統的な和の香りと、フランス的な香りが混じりあった素敵な街・神楽坂が舞台。
坂と石段と路地ばっかりの街並みも、雰囲気たっぷりで、いいですよね。
そんな町の人々の暮らしも随所に織り交ぜながら、コオ先生の家族や昔なじみの友達が登場し、彼の温かい人柄のエピソードが紹介されたりもしました。

いい意味で裏切られたナイトドラマ…コオ先生のキャラクタと相葉くんの相性の良さ。

単なるホンワカハートフルドラマかと思いきや、ナイトドラマらしいサービスシーンとか、ちょっと謎めいた雰囲気もあり。
ご家族や大切な人と見れる感じでもありつつ、
声を張らない白衣眼鏡相葉雅紀の禁欲的な雰囲気から漏れ出る色気を浴びる大人(おたく)向けのドラマでもありつつ。 (爆)

いや、あの、冒頭から、腹チラ+ぱじゃま+寝顔というトリプルパンチを繰り出し、その後
「オシメ替えてやった」「替えたい」「朝は元気なの?」「元気にタツヤなの?」
などという下ネタで女たちにいじられるタジタジ顔のあいばくんを見られるとかいうサービスてんこ盛りで本当にナイトドラマ枠ありがとうございますありがとうございます…
次回予告でも上半身裸+スーツ+入浴シーンのトリプルパンチが繰り出されてまして、それはそれはもうアラサー一般庶民、喜んで釣られます。

あと、ビジュアル。相葉くんはサラサラストレートの髪が多くて、よく似合う印象だけど、
コオ先生のキャラクターや衣装にはこのフワフワの茶髪がぴったりだと思った。
ダイキチのふわふわの白い毛とあいまって、なんかもう癒し効果絶大…
ちなみにあれはパーマではなくドレッドを作りこんでるらしいです。簡単にマネできないね!

観る前はね。正直。
優しくて笑顔が素敵で動物思いな獣医師…?もうそれは相葉雅紀のはまり役に決まっているよね。でも新鮮味はないよね。って思ってた。
だから、いい意味で裏切られました。笑
時折、展開とかセリフとかいろんな思考がブッ飛んでしまうほど魅力的で……
初見は冷静に見れなかったので2回見ました。笑
2回目、だら~っと見始めたのに、思わず入り込んであっという間に見終えたのも、ちょっと意外だった。

お気に入りのシーン | 動物とこどもと相葉雅紀はすべての疲れた大人へのヒーリング

印象的だったシーンは、コオ先生が、
「わんこを助けて」という男の子の前にしゃがみ、手を握って「大地くんの気持ちは受け取りました。がんばります」と見上げるところ。
動物、こどもに目線をあわせるところ。それと、優しいだけじゃなく、強さも感じられた。


あとは、コオ先生のこのセリフ、良かったなあ。
「ダイキチ。食べていいんだよ。このごはんを食べても、サヨナラじゃない。
ダイキチ。今日からここが君のおうちだ。ずーっとここにいていいんだよ」


犬のダイキチがね、もうかわいいんです。ほんとうにかわいい。
そして「ずーっとここにいていいんだよ」と相葉くんに言われたら、もうそれは本当に赦されている感じがして。
どんな疲れもふっ飛ぶ。(いや、お前に言ってんじゃねえから。ダイキチだから)
超ヒーリングです。

声を大にして言いたいのは、相葉くんのパブリックイメージは「元気で明るくてちょっと天然の癒し系イケメン」かもしれないが、
そしてそれは間違っていないのだが、とてもアニキ度が高く、サラリと男前なことをやってのけ、そして大変色っぽい大人の男性であることを
わたしなどが言うまでもないのですがあらためて申し添えておきます。

そのほかの見どころ | 個性的な登場人物たちと、嵐の主題歌「君のうた」


あれは何者!? 謎の神主さん

神楽坂のどこかにこんな感じの神社ありそうだなーって感じの神社(実際は撮影用だと思いますが)がちょこちょこ登場するんですが、そこの神主さんがめっちゃ怪しくて……(笑)
ねこを抱いてコオ先生に近づいてきては、笑顔で何やら意味深な言葉をささやくの。
そのたびにおどろおどろしい音楽が鳴るし、掲示板に「一寸先は闇」「他言無用」とか貼ってあるし、なんなのー!?(笑)

芸者ガール・すず芽役の趣里さんは、特徴的なお顔立ちの二世俳優さん

すず芽役の趣里さんは、水谷豊と伊藤蘭の娘でいわゆる二世俳優なのだけど、怪我をするまではバレリーナをめざしていたとか。
わたしは2018春クールのTBS日曜劇場「ブラックペアン」で、看護師の猫田役で初めて知ったのですが。
そのときの、ほとんど喋らないミステリアスでクールな役とは裏腹に、明るくてコオ先生大好きな女の子。
番宣番組の「帰れま10」で普通にしゃべってるのはじめて見たんだけど、はま寿司おたくぶりを披露してて、二世二世してないというか、面白い、包み隠さない人だなあと思った。
だからか、こういうはりきった感じのキャラクタも合うんですね。

主題歌 嵐「君のうた」

主題歌は10/24 RELEASEの嵐 「君のうた」です。
嵐っぽいサワヤカ~な歌ですね。
ドラマ主題歌は主演のメンバーにスポットをあてた歌割・振付になる場合が多いですが、今回も相葉くんのソロが。
いい意味で聞き流しやすい、金曜のナイトドラマ、日付も変わって、ドラマに癒されて、さあ寝ようかっていう感じにぴったりの曲だなと思います。


というわけで…ふわっふわの白いじゅうたんみたいなダイキチと、
相葉くんの入浴シーンとネクタイスーツ姿で癒しの1時間が待ってると思うと、来週も1週間頑張れそうです。

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