書も捨てず、町へ出る

強欲に生きていく

■毎週火曜21:00~フジテレビ系列
■公式サイト
 https://www.ktv.jp/bokura/index.html

2018年10月9日(火)放送分

高橋一生の偏屈な役は天下一品だと思う…

「カルテット」の高橋一生の雰囲気を思わせる、(あそこまでクズっぽくはないけど)ちょっとクセの強い役ですね。めっちゃいいと思います。観ます。笑
高橋一生の声のトーンとか、喋り方がいいんだよなあ…
すごくいい声なのに、とぼけたような、人を食ったような…でも嫌みじゃない。天然っていう感じにもならない。

そんな空気感もあってか、20年以上一緒に暮らしている住み込みの家政婦さん(戸田恵子)とのシーンは、母と息子のような、夫婦のような、絶妙な距離感だった。
毎日お弁当を作ってもらい、家事を全てやってもらい、「部屋に勝手に入るな」「ピリ辛きゅうりを入れてくれ」などとわがままを言い、彼女の世間話は右から左へ受け流す…
相河先生にはどうも両親がいないみたいで、そのあたりのワケもこれから描かれるのかな?

育美との出会いと「うさぎとかめ」

相河先生が、ずーっと健康だった歯をとつぜん痛めて訪れたのが、榮倉奈々演じる水本育美が経営する歯科クリニックで。
相河先生が、治療そっちのけで喋りたいことをペラペラ喋りまくるところは、「最高の離婚」の光生(瑛太)を思い出してクスッとしました。
育美は、親のクリニックを継ぎ、他の審美歯科も掛け持ち、雑誌に取材されちゃうようなキラキラした女性歯科医で…鼻持ちならないというよりは、彼女自身はめちゃくちゃ頑張った結果そこにいるんだけど、高級ジュエリーを自分で買ったり高級レストランに気軽に行って彼氏にドン引かれてしまったり、自分の正論を職場の女性たちや相河先生にぶつけてしまったり。

相河先生は、育美のことをイソップ童話の「うさぎとかめ」のうさぎっぽい、と評する。
うさぎは勝ちたい、自分はすごい!と証明するために一生懸命走る、かめは勝負に興味がなくてただ目の前のことを楽しんでいるだけ。ゴール前で寝てしまったうさぎのことすら眼中にない。
育美や、正解のないことを話し合うことを無駄と感じている無感心な学生たちは「うさぎ」、相河先生や、歯科クリニックで出会った男の子は「かめ」だ、ということなんだと思う。
(相河先生かめ飼ってるし)

「フツウ」と仲良くできない主人公

まあ、その相河先生の持論だけを聞くと、かめっていいよね、で終わってしまうんだけど、人生、どちらの生き方だけが正解ってことはないと思うんです。

だから、相河先生を襲った「とつぜんの虫歯」も、ちょっといい。
ピリ辛きゅうりが大好きなんだけど、虫歯で歯を抜かなきゃいけなくなったんだ、と、陶芸家の祖父(田中泯)に話すと、「良かったじゃないか。歯のありがたみがわかったろ」と言われる。
毎日好きなことに夢中で楽しそうな相河先生の、この些細なようで大きな躓きが、育美に出会わせるきっかけになったわけで…どんな意味をもってくるのか、来週が楽しみ!

西畑大吾くん

学生役で出ていた、関西ジャニーズJr.(なにわ男子)の西畑大吾くんにも超注目しています。
髪も明るく染めて、ちょっと奇抜な服装で、無気力な今ドキ男子を演じるのかな。
1話は授業風景での出演でしたが、次週以降相河先生とどう絡んでいくんだろう。
映画「ラストレシピ」でも演技の上手な方だなあと思ったので、大いに期待してます。

「僕らは奇跡でできている」チェインストーリー

GYAO!のチェインストーリーおもしろかった。
同僚のアリおたく沼袋先生(アンジャッシュ児嶋)が、相河先生が四角い銀色の缶に触れられたくない理由について仮説を立ててたw
https://gyao.yahoo.co.jp/special/bokura_drama/#chain
こういう、放送後にちょっとした楽しみがあるのいいですよね♪


今期このドラマは継続決定!絶対いいドラマだわ!という予感のする1話でした。

その時々にわたしに響いたもの
本や、映画、音楽、ドラマ、舞台についての簡単な備忘録
日々目にするそういうものたちが、自然の自分の肥やしになっている、そうであったらいいなと思います
思ってないことはひとつも書かず、あとから遡って読み返してもニンマリできるような
そのときの楽しい気持ちが蘇るような
そして、それらの作品が気になった人、面白いとおもった人に読んでもらえるような
そんな場にしたいと思います

yoco 

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