書も捨てず、町へ出る

強欲に生きていく

■毎週金曜23:15~ テレビ朝日
■公式サイト https://www.tv-asahi.co.jp/shippo/

僕とシッポと神楽坂 第4話・第5話感想/コオ先生の背中、案外たくましい…

…最初は冗談ぽく、コオ先生をめぐって(?)すず芽ちゃんとバトってたトキワさんが…!笑

すず芽ちゃんvsトキワさん

すず芽ちゃんがその気にさせたと言っても過言ではないのでは。笑
牽制するつもりが、意識させちゃったのでは。笑
コオ先生のほうも、ちょっと男の顔するんだよトキワさんに!キャー!笑
すず芽ちゃんのことは妹みたいに思ってるって言ってたのが切ない。
ところで4話ですず芽ちゃんが「猫ちゃん」って言ったのに、ブラックペアンの猫田さんを思い出して「アッ」てなりました。
すず芽ちゃんの衣装毎回かわいい~調べたら、fruncoっていうお店のが多くて、しかも激安。

相葉さんはやっぱり声がいい…

相葉さんは感情豊かな役もいいんだけど、コオ先生の、優しくて抑えめのトーンのしゃべり方がたまらなくしゅき…
対人間もだし、対動物のときもいいんだよね…
おやつを取り出したコオ先生に、ダイキチが「ちょうだい!」ってとびついたシーンがあったんだけど、優しく微笑んで「わかったよ」って言うの、たまらなかった…
ダダ漏れるお兄さん気質…

母と息子、母と娘

ここまで飼主と動物の物語で泣かせてきたけど、5話にきて人間ドラマにスポットが当たった。
トキワさんとダイチくん、すず芽ママとすず芽。
なんていうか、母と息子にはやっぱりこういう甘い関係がつきものなのね、と思う。
僕が守ってあげる!的なこと言われたらコロッといっちゃうママは多いよね。
異性の子どもっていうのはやっぱりそういうものなんだなあ。
対してすず芽ママとすず芽のほうは、よくある意地の張り合いなんだけど、心の底ではお互い仲良くできたらって思ってるっていうところにすごく共感。
同性だから素直になれないみたいな。
コオ先生にはいつスポットがあたるのかな~~~~
ちょいちょい出てくる、腹違いの姉?妹?と運転手さんはどう絡んでくるのかな~~~~~

■毎週火曜21:00~フジテレビ系列
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僕らは奇跡でできている 第6話感想/どうしたら自分と仲良くなれるんですか?


育美がついに自分の息苦しさの原因にたどりついた……!

今まで、相河先生の言葉をあんなに拒否していたのに、急に今までの相河先生の言葉が走馬灯のように駆け巡って、自分というものを客観的に見るようになったのってなぜなんだろう、って思いました。
それはやっぱり、相河先生がいつも疑問を投げかけてきたから?
「楽しいですか?」
「本当は、どうしたいんですか?」
「どうして泣いたんですか?」
きっと今まで育美に誰も問いかけなかったこと。
相河先生が(少々図々しいときもありつつ)少しずつ、誰も踏み込まないところへ踏み込み続けたからかなあ。
ズカズカと入るのではなく、一歩だけ、ぎゅっと踏み込んで、ふっと自分の世界へ戻っていく。
あの、ハンカチを返しに来たクリニックでのやりとりのように。
「自分をいじめてしまうんですね」
「・・・・・・」
「帰ります」
~中略~
「本当はどうしたいんですか?」
「・・・・・・」
「帰ります」
そんな感じで。
育美も、もうこのころになると「帰るの…?」という顔をしだして、ついには自分で電話をかけて、「私も一緒に森へ行ってもいいですか?」と言い出す。
で、こ、このせりふを聞いた時の相河先生の優しい微笑み!!!!!!
やばかった・・・
ファンの人はさぞややられたことでしょう・・・

で、森での会話ですよ。
急にスルスルと糸が解けるように本音を喋り出す育美。
人前で泣かないと言っていた彼女が、涙まで流して。
榮倉奈々の泣きの演技よかった。すごくリアルな大人の女性だったな。
「どうしたら自分と仲良くなれるんですか?」
の質問にはっきり答えるでもなく、目の前で、リスが橋を渡ったことに大喜びする相河先生だけど。
「こっち側の世界」と「あっち側の世界」がつながった瞬間は、相河先生の世界と育美の世界が、かめの世界とうさぎの世界がつながった瞬間だったんだね。
渡れることに気付かなかったリスが、相河先生が一生懸命工夫した橋を見つけて、トコトコトコッと渡った瞬間。

暗喩が重なり合うドラマ

うさぎとかめや、リスの橋の話もそうだけど、あちこちの暗喩がすばらしいなって。
「抜いた歯は歯で埋めたい、だけどそれは無理」=「育美は彼に愛されたかった、いくら仕事で胸にぽっかりあいた穴をごまかそうとしても、それは無理」
「歯を抜いたままなんですよね?右でばっかり噛んで大変じゃない?」も同様。
丁寧に暗喩をちりばめた子供向けのお話みたいに、ほかほかと沁みてくる。

家政婦の山田さんはやっぱり…

相河先生の実の母親だったりして~なんて展開を期待したりしてます。
相河先生作・へんな形の餃子を、怒りそうなもんなのに、するっと「スープに入れちゃいましょ!!」と柔らかい頭で対応しちゃう。
スープをかえっておいしくしてしまう。
前回も、相河先生は周りの大人に恵まれたって書きましたが、こんな山田さんに育てられたから、相河先生は自分と仲良くなれたんじゃないかなあと思うのです。

■公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

ボヘミアン・ラプソディー(ネタバレ感想)/俺が何者かは俺が決める


伝説的バンド<QUEEN>のキャリアをたどった、実話に基づくミュージック・エンターテイメント。
人間ドラマもふんだんに描きつつ、ライブDVDを観ているかのようなシーンもたっぷりあって、満足度が高かったです。

映画で知った、QUEENの音楽の素晴らしさ(素人なりに)

普段洋楽まったく聞かないマンだし、QUEENのことも大して知らずに観た人間なのですが、劇中に登場した曲はほとんど知ってるものばかりだった。
私のように知らない人まで耳にしたことがある名曲を生み出したって、すごいバンドだと思う。
それに、映画は映画用の音楽らしいけれど、それでも、洋楽ってソウルが違う。かっこいいわ……ってなりました。
帰ってからYouTubeの公式チャンネルを見まくったよ。(若いころのフレディほんとかわいい)
あと、歌詞和訳が字幕で出るのがまたいい。
今まで、曲は聞いたことがあって知っていても、歌詞の意味までは意識していなかった。
だけど、最後のライヴ・エイドでは、これまでのフレディの人生の愛と友情と孤独、歌詞に込めた思い、エネルギッシュに溢れだす叫びが胸を打って涙が出た。
もうね、単純かもしれないけど、かっこよくてかっこよくて、QUEENのベスト盤とかほしくなりました。

そう、洋画とか洋楽を楽しむにあたってわたしが壁に感じるのが、言葉と文化。
これも映画を観て初めて知ったことだけど、フレディはペルシャ系インド人で、革命で英国に家族で移り住んだのですね。
そういった出自に絡む背景や、宗教的なニュアンス、セクシュアリティに関する世論など、やっぱり日本とはまったく違うので、想像するしかなくて。きっと、映画で描かれてることや、歌詞の意味も、本当はわかっていないんだろうなと、いつも思います。
でもそういう、異文化の香りをたまに嗅ぐのも新鮮な気持ちになる。

QUEENバンドメンバーとの絆

当時からよくあったことなのかもしれないけど、スターダムに上り詰めたバンドボーカリストのソロ独立問題。
QUEENもご多分に漏れずあったのですね。
ひどいことも言い合ったけど、メアリーをはじめ、周りの人が、フレディにとってメンバーがどれだけ必要で大切な存在なのか、彼自身に気づかせるところはじーんとした。
バンドに戻りたいと申し出るフレディの殊勝な態度に、「一回外出て」と言って、「なんで外に出した?」「なんとなく」みたいな軽快なやりとりもキュン。
あと、ワンフレーズからのセッションで曲が生まれていくところとか、ボヘミアン・ラプソディーのレコーディング風景がすごく素敵。
仲間との絆も喧嘩も実力のぶつけあいも友情コミコミで、ぜんぶぜんぶ素敵。
いつもその中心にいたフレディは、次々にアイディアを生み、妥協せず、おもしろいことをやって、いいものを作り驚かせてやろうとしていて。
その才能や、カリスマ性は、誰にも否定できない圧倒的なものだったんだろうなって思いました。

QUEENに詳しい人いわく、フレディも、バンドメンバーも、仕草とか言い方がそっくりらしい!
パンフレットで読んだら、俳優さんたちは振付師ではなくモーション指導についたとか。
だからかな?
映画館では、いろんなところで笑いが起きていたので、きっと詳しい人が楽しめるような、詳しい人にしかわからない細かい演出も織り込まれているんだろうなと思いました。

心に残るセリフ~フレディの気高さ

一番心に残ったフレディのセリフは、彼が病気をメンバーに明かし、「このことでこれから、俺に同情したり気を遣ったりしないでほしい」と頼んだときの、

「病に倒れた悲劇の主人公になんかならない。
俺が何者かは俺が決める」


というものでした。
繊細で複雑な生き方だったのだろうし、多くの苦難や、間違いや、悩みがあったけれど、努力家で、芯が強くて、才能や仲間に恵まれて誇り高く生きたフレディ。
人にどう思われるかではなく、自分のいいと思ったこと、やりたいことに、力を尽くして多くの人に影響を与えたフレディ。
しみじみ、かっこよかったです!

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